毎月16日は「トロの日」です。
お寿司屋さんで「今日はちょっと贅沢したい」と思ったとき、つい手が伸びるネタのひとつがトロではないでしょうか。
口に入れた瞬間に広がる脂の甘みと、舌の上でほどけるような食感。赤身とは違った濃厚なおいしさが、トロの大きな魅力です。
そんなトロを楽しむきっかけになる「トロの日」には、どのような由来があるのでしょうか。
毎月16日は「トロの日」
「トロの日」は、回転寿司チェーン「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト株式会社が制定した記念日です。
日付は「ト(10)ロ(6)」と読む語呂合わせから、毎月16日に設定されています。
この記念日は、一般社団法人日本記念日協会にも認定・登録されています。
トロのおいしさを改めて楽しんでもらい、寿司をより身近に感じてもらうきっかけとなる記念日です。
そもそも「トロ」ってどこの部分?
マグロの身は、大きく「赤身」と「トロ」に分けて考えられます。
赤身はマグロの身の中心部分などに多く、脂肪が比較的少ないのが特徴です。
一方、トロは腹側や背側などにある脂の多い部分を指します。
特に脂の多い部分が「大トロ」、それに続く部分が「中トロ」と呼ばれています。
ただし、マグロの種類や部位、店によって呼び方や扱いには違いがあります。
同じ「トロ」でも、脂の量や食感が違うため、食べ比べてみると意外な違いに気づくかもしれません。
なぜトロは「とろける」の?
トロを食べたときに感じる特徴的な食感が、「とろける」ような感覚です。
その大きな理由が、身に含まれる脂です。
脂の多いトロは、赤身に比べてやわらかく、口の中で脂が広がることで独特のなめらかな食感を楽しめます。
「トロ」という名前も、この「とろり」とした食感を連想させます。
食べたときの感覚が、そのまま名前になったようで、とても印象的です。
赤身とトロ、どちらが好き?
マグロといえばトロというイメージがありますが、赤身にもトロとは違った魅力があります。
赤身はマグロらしいしっかりとした味わいを楽しみやすく、トロは脂の濃厚さやなめらかな食感が魅力です。
そのため、
マグロ本来の味わいを楽しみたいなら赤身
脂の濃厚さを楽しみたいならトロ
脂と赤身のバランスを楽しみたいなら中トロ
というように、好みによって選ぶ楽しさがあります。
同じマグロでも、部位によって味わいが変わるところも面白いところです。
トロは昔から高級だった?
現在では高級な寿司ネタとして知られているトロですが、昔から現在のように珍重されていたわけではありません。
食文化や保存技術、魚の脂に対する好みなどが変化するなかで、トロの価値も大きく変わってきました。
今では「大トロ」「中トロ」という言葉を聞くだけで、特別感のある寿司を思い浮かべる人も多いでしょう。
寿司の世界では、同じ魚でも「どの部分を食べるか」によって価値や味わいが変わるのです。
「トロの日」は食べ比べにもぴったり
毎月16日の「トロの日」は、いつもの注文を少し変えてみるのもおすすめです。
例えば、赤身と中トロを食べ比べてみると、脂の量だけでなく、食感や味の感じ方にも違いがあることに気づきます。
中トロと大トロを比べれば、さらに脂の違いを楽しめます。
普段は好きなネタだけを注文している人も、16日には「今日はマグロを食べ比べてみよう」と考えてみると、寿司の楽しみ方が少し広がります。
読者へのメッセージ
毎月16日の「トロの日」は、トロのおいしさを改めて楽しむきっかけになる記念日です。
普段何気なく食べているマグロも、赤身なのか中トロなのか大トロなのかによって、味わいや食感が変わります。
口の中で脂が広がり、ほどけるような食感を楽しめるトロ。
次にお寿司を食べるときは、いつものお気に入りだけでなく、赤身とトロを食べ比べてみてはいかがでしょうか。
毎月16日には、「今日はトロの日だった」と思い出しながら、マグロの奥深いおいしさを味わってみたいものです。
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