10月14日は「美味しいすっぽんの日」です。
すっぽんは、古くから滋養強壮の食材として知られ、鍋料理などで親しまれてきました。
秋口になると脂がのって、いっそう栄養価が高く、美味しくなるといわれています。
今回は「美味しいすっぽんの日」の由来から、すっぽんの特徴や料理について見ていきましょう。
美味しいすっぽんの日とは?
「美味しいすっぽんの日」は、健康食品やヘルスケア製品の製造・販売を行う大東ライフ株式会社と、熊本県山鹿市ですっぽん養殖業を営む有限会社井寺スッポン養殖場が共同で制定した記念日です。
すっぽんの美味しい季節に、より多くの人にすっぽんを食べてもらいたいという思いが込められています。
また、栄養豊富で滋養強壮の食材として知られているすっぽんを、さらに多くの人に知ってもらうことも目的とされています。
この記念日は、2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。
なぜ10月14日なの?
「美味しいすっぽんの日」が10月14日なのには、すっぽんの旬と語呂合わせの2つの理由があります。
すっぽんは、秋口の頃になると脂がのって、いっそう栄養価が高く、美味しくなるといわれています。
そこで、すっぽんを美味しく味わえる季節に合わせて10月14日が選ばれました。
もう一つの理由が、日付の語呂合わせです。
「1(いち)・0(ばん)・14(おいしい)」で「いちばんおいしい」
と読む語呂合わせから、10月14日が記念日となっています。
「すっぽんが美味しくなる秋」と「いちばんおいしい」という言葉を組み合わせた、すっぽんを味わう日にふさわしい日付です。
すっぽんはどんな生き物?
すっぽんは、カメの仲間です。
一般的なカメとは違い、甲羅の表面が硬い甲羅で覆われているのではなく、柔らかな皮膚で覆われていることが大きな特徴です。
日本で食用として知られているのは、主にニホンスッポンです。
水中で過ごすことが多く、魚や水生昆虫、小動物などを食べる雑食性の生き物です。
首を長く伸ばした姿も特徴的で、一般的なカメとは少し違った姿をしています。
すっぽん料理といえば鍋
すっぽん料理の代表といえば、やはり鍋料理です。
すっぽんの身を味わうだけでなく、鍋にすることで、すっぽんのうま味が汁にも溶け出します。
店によって料理方法や味付けは異なりますが、すっぽん鍋のほかにも、焼き物や揚げ物、スープなど、さまざまな料理があります。
そして、鍋の最後にご飯を加えて雑炊にするのも、すっぽん料理の楽しみ方の一つです。
すっぽんのうま味が溶け込んだ汁を、最後まで味わうことができます。
「まる」と呼ばれるすっぽん
すっぽん料理について調べていると、「まる」という言葉を見かけることがあります。
料理の世界では、すっぽんを「まる」と呼ぶことがあります。
そのため、すっぽん鍋を「まる鍋」と呼ぶこともあります。
普段の食生活ではあまり耳にしない呼び方ですが、すっぽん料理を知るうえで覚えておくと興味深い言葉です。
すっぽんは滋養強壮の食材として知られる
すっぽんは、昔から栄養豊富な食材として知られ、滋養強壮の食材としても親しまれてきました。
そのため、すっぽん料理には「元気をつけたいときに食べる料理」というイメージを持つ人も少なくありません。
ただし、食品としてのすっぽんを食べることと、病気の治療や特定の健康効果とは分けて考える必要があります。
「滋養強壮の食材として知られている」というのは、すっぽんが長く食文化の中でどのように捉えられてきたのかを表すものといえるでしょう。
秋に美味しくなるすっぽん
「美味しいすっぽんの日」が10月14日に設定されている大きな理由の一つが、秋口のすっぽんです。
秋口は脂がのり、いっそう栄養価が高く、美味しくなるといわれています。
暑さが落ち着き、温かい鍋料理が恋しくなってくる季節でもあります。
すっぽん鍋を味わうなら、秋という季節に注目してみるのも面白いでしょう。
熊本県山鹿市とすっぽん
「美味しいすっぽんの日」を制定した有限会社井寺スッポン養殖場は、熊本県山鹿市ですっぽんの養殖を営んでいます。
すっぽんは日本各地で養殖されており、地域の食文化や特産品としても知られています。
今回の記念日には、すっぽんの養殖に携わる事業者と健康食品・ヘルスケア関連の企業が共同で、すっぽんをより多くの人に知ってもらいたいという思いが込められています。
読者へのメッセージ
すっぽんは、普段の食卓ではあまり登場しない食材かもしれません。
しかし、カメの仲間でありながら独特の姿を持ち、昔から食材として利用され、鍋料理では身だけでなく、うま味の溶け込んだだしまで味わわれてきました。
「まる」という呼び名があることや、秋口になると脂がのって美味しくなるといわれていることを知ると、いつもの食材とは少し違ったすっぽんの一面が見えてきます。
10月14日の「美味しいすっぽんの日」は、すっぽんを実際に食べる機会だけでなく、こうした食文化や食材の背景を知るきっかけにもなる日です。
普段あまり馴染みのない食材だからこそ、その由来や特徴を知ってみると、新しい発見があります。
秋の味覚を楽しむ季節に、10月14日をきっかけとして、すっぽんという食材と日本の食文化に少し目を向けてみてはいかがでしょうか。
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