毎日きちんと洗顔や保湿をしているのに、肌がカサついたり、つっぱったりすることはありませんか?
実は、肌をきれいに保とうとするあまり、洗いすぎたり、必要以上にこすったりすることが、肌への負担につながる場合があります。大切なのは、たくさんお手入れをすることではなく、自分の肌の状態を知り、必要なケアを続けることです。
毎月25日は「いたわり肌の日」。普段は当たり前のように行っているスキンケアを見直し、肌との付き合い方を考えるきっかけにしたい記念日です。
肌のうるおいを守る仕組みや、洗顔・保湿・紫外線対策のポイントを知ると、いつものお手入れに対する見方も変わるかもしれません。
今回は、「いたわり肌の日」の由来とともに、意外と見落としがちな肌の仕組みや、毎日のスキンケアに役立つ知識をご紹介します。
いたわり肌の日とは?
毎月25日は「いたわり肌の日」です。
この記念日は、ライオン株式会社が制定したもので、「に(2)こ(5)やか」という語呂合わせにちなみ、肌をいたわる時間を日々の習慣にしてほしいという願いが込められています。2025年に日本記念日協会に認定・登録されました。
肌は、紫外線や乾燥、洗顔時の摩擦など、日常生活のさまざまな刺激にさらされています。毎日きちんとお手入れしているつもりでも、季節や体調によって肌の状態が変わることもあります。
毎月25日の「いたわり肌の日」は、いつものスキンケアを振り返り、自分の肌に合ったお手入れができているかを見直すよい機会です。
高価な化粧品を使うことだけが、肌をいたわる方法ではありません。洗顔の仕方や保湿、紫外線対策など、身近な習慣を見直すことから始めてみましょう。
肌をいたわるために知っておきたい5つのこと
1.肌のうるおいを守る「バリア機能」
肌には、外部からの刺激を防ぎ、内部の水分が失われるのを抑える「バリア機能」があります。
その働きを支えているのが、皮膚の一番外側にある角層です。角層では、角質細胞とそのすき間を満たす細胞間脂質などが、水分を保ちながら外部の刺激から肌を守っています。
ところが、洗浄力の強すぎる洗顔料を使ったり、肌をゴシゴシこすったりすると、角層に負担がかかることがあります。
肌をいたわるためには、汚れを落とすことだけでなく、肌本来のバリア機能を守ることも意識したいポイントです。
2.洗顔は、強くこするほどよいわけではない
皮脂や汗、ほこりなどを落とす洗顔は、清潔な肌を保つための基本的な習慣です。しかし、汚れをしっかり落とそうとして、何度もこすったり、熱いお湯で洗ったりするのは避けたいところです。
洗顔料はよく泡立て、泡を肌の上で転がすようにやさしく洗います。すすぎはぬるま湯で行い、タオルを使うときも、押さえるように水分を吸い取ると肌への摩擦を抑えられます。
洗顔後に肌がつっぱる場合は、洗浄方法や洗顔料が肌に合っているかを見直してみましょう。
3.保湿は、肌が乾燥する前から意識する
肌の水分は、時間の経過や周囲の湿度などの影響で失われていきます。特に、洗顔や入浴の後は肌が乾燥しやすいため、早めに保湿することが大切です。
化粧水で水分を補うだけでなく、乳液やクリームなどを使って水分が逃げにくい状態に整える方法もあります。
ただし、必要な保湿ケアは肌質や季節によって異なります。脂性肌だから保湿は不要、乾燥肌だから必ず多くの化粧品を使うべき、と一律に考える必要はありません。
肌の状態を見ながら、自分に合った方法を選びましょう。
4.紫外線対策は、晴れた日だけでは不十分
紫外線は、日焼けによる肌の赤みや色素沈着だけでなく、長期的にはシミやしわなどの光老化にも関係しています。
日差しの強い夏だけでなく、ほかの季節にも紫外線は降り注いでいます。また、曇りの日でも紫外線が地表に届くため、天候だけで判断しないことが大切です。
日焼け止めを適切に使うほか、帽子や日傘などを活用することも肌をいたわる方法の一つです。日焼け止めは、製品に記載された使用量や塗り直しの目安を確認して使いましょう。
5.肌の調子は、睡眠や食生活とも関係している
肌の健康を保つためには、スキンケアだけでなく、日々の生活習慣にも目を向けることが大切です。
睡眠は、心身の回復を支える重要な時間です。また、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどを含む食品をバランスよく食べることは、皮膚を含めた体の健康維持に役立ちます。
特定の食品を食べれば肌が必ずきれいになるというわけではありません。野菜や果物、魚、肉、卵、大豆製品など、さまざまな食品を組み合わせ、無理なく続けられる食生活を心がけましょう。
読者へのメッセージ
肌をいたわることは、特別な日にだけ行うものではありません。毎日の洗顔や保湿を丁寧に行い、肌の変化に気づいてあげることも、大切なセルフケアの一つです。
忙しい日々の中では、肌の乾燥や不調に気づいていても、そのままにしてしまうことがあるかもしれません。毎月25日の「いたわり肌の日」を、いつものスキンケアを振り返り、自分の肌と向き合うきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
肌の状態には個人差があり、季節や年齢、生活環境によっても変化します。そのため、誰かに合っている化粧品が、自分の肌にも合うとは限りません。新しい化粧品を使うときは、肌との相性に注意し、赤みやかゆみなどの症状が続く場合は使用を中止して、皮膚科医に相談しましょう。
大切なのは、やみくもにお手入れを増やすことではなく、そのときの肌の状態に合ったケアを無理なく続けることです。周囲の人と比べるのではなく、自分の肌の声に耳を傾けながら、心地よく続けられるお手入れを見つけていきましょう。
毎月25日の「いたわり肌の日」をきっかけに、自分の肌を大切にする時間を、日々の暮らしの中に取り入れてみてください。
関連記事

コメント
コメントを投稿