7月30日は**「生サーモンの日」**です。
お寿司や海鮮丼、カルパッチョなどで人気の生サーモンは、今や日本人にとって最も身近な魚の一つになりました。子どもから大人まで幅広い世代に愛され、回転寿司では常に人気ランキングの上位に入る定番ネタでもあります。
しかし、「生サーモンの日」があることや、日本で生サーモンが広く食べられるようになった背景、そして安全に生で食べられる理由を知っている人は意外と多くありません。
7月30日は、美味しい生サーモンを味わいながら、その歴史や食文化、栄養価について改めて知る絶好の機会です。
今回は、「生サーモンの日」の由来から、生サーモンの魅力、知っていると誰かに話したくなる雑学まで詳しくご紹介します。
生サーモンの日とは?
7月30日の「生サーモンの日」は、サケ・マス類を中心にさまざまな魚の養殖・加工・販売などを手がける株式会社モウイジャパンが制定しました。
日付は、
「生(7)サーモン(30)」
という覚えやすい語呂合わせに由来しています。
制定の目的は、同社ブランドである**「モウイ・サーモン(Mowi Salmon)」**のおいしさや品質の高さをより多くの人に知ってもらい、生サーモンの魅力や価値を広く伝えることです。
この記念日は**2019年(令和元年)**に、一般社団法人 日本記念日協会によって正式に認定・登録されました。
近年では家庭でも手軽に刺身用サーモンが購入できるようになり、生サーモンは日本の食文化にすっかり定着しています。
実は「鮭」と「サーモン」は同じではない?
普段何気なく使っている「鮭」と「サーモン」という言葉ですが、食品としては少し意味が異なります。
一般的には、
**鮭(サケ)**は天然物が中心で、加熱して食べることが多い魚
サーモンは刺身や寿司向けに養殖・品質管理された生食用の魚
という区別がされています。
もちろん生物学的にはどちらもサケ科の魚ですが、日本では「生で安心して食べられるもの」をサーモンと呼ぶことが一般的になっています。
日本では昔、生サーモンは食べられていなかった
現在では当たり前となった生サーモンですが、実は昭和の頃まで、日本で鮭を生食する文化はほとんどありませんでした。
その理由は、天然の鮭にはアニサキスなどの寄生虫がいる可能性があり、安全面から加熱調理が基本だったためです。
転機となったのは1980年代。
ノルウェーで徹底した養殖管理のもと育てられたアトランティックサーモンが日本へ輸入されるようになりました。
養殖環境や餌、水質管理を徹底することで寄生虫のリスクを大幅に抑え、安全に生で食べられるサーモンとして広く普及していったのです。
当初は「鮭を生で食べるなんて」と驚かれましたが、その濃厚な脂の甘みと口どけの良さが評価され、現在ではマグロと並ぶ人気の寿司ネタとなりました。
モウイ・サーモンとは?
生サーモンの日を制定したモウイジャパンが取り扱う**「モウイ・サーモン」**は、世界有数のサーモンブランドとして知られています。
親会社であるMowi社は、ノルウェーを拠点に世界各国でサーモンの養殖から加工、流通まで一貫して手掛けています。
品質管理を徹底し、
安定した脂のり
とろける食感
美しいオレンジ色
安全性への高い取り組み
などが高く評価されています。
スーパーや回転寿司、レストランなどでも提供され、多くの人が知らないうちに口にしていることも少なくありません。
生サーモンが美味しい理由
サーモンの魅力は、ただ脂が多いだけではありません。
上品な脂の甘み
サーモンの脂には旨味成分が豊富に含まれており、口に入れた瞬間にとろけるような食感が楽しめます。
幅広い料理との相性
生サーモンは和食だけでなく、
カルパッチョ
ポキ丼
サラダ
生春巻き
サンドイッチ
アボカドとの組み合わせ
など世界中の料理で活躍しています。
レモンやオリーブオイル、ハーブとも相性抜群です。
生サーモンは栄養も豊富
美味しいだけではなく、生サーモンは栄養価にも優れています。
DHA・EPA
良質な脂質として知られ、健康維持をサポートするとされています。
良質なたんぱく質
筋肉や皮膚、髪など体をつくるために欠かせない栄養素です。
ビタミンD
カルシウムの吸収を助け、丈夫な骨づくりに役立ちます。
アスタキサンチン
サーモンの鮮やかなオレンジ色のもととなる天然色素で、高い抗酸化作用を持つことで知られています。
栄養バランスに優れた魚として、健康を意識する人からも注目されています。
美味しい生サーモンの選び方
スーパーで購入する際は、次のポイントを確認しましょう。
身に透明感がある
オレンジ色が鮮やか
ドリップ(水分)が少ない
脂が均一に入っている
「刺身用」「生食用」と表示されている
購入後はできるだけ早く食べることで、本来の美味しさを楽しめます。
知っていると話したくなるサーモン雑学
サーモンの色は自然の色
サーモンの美しいオレンジ色は、エビやオキアミなどに含まれるアスタキサンチンによるものです。
世界中で愛される魚
北欧ではスモークサーモン、ハワイではポキ、イタリアではカルパッチョなど、世界各地でさまざまな料理に使われています。
人気寿司ネタの常連
近年の寿司人気ランキングでは、サーモンはマグロと並んで常に上位にランクインしています。幅広い世代から支持される理由は、クセが少なく食べやすい味わいにあります。
種類によって味わいも違う
アトランティックサーモン、トラウトサーモン、キングサーモンなど、それぞれ脂の量や食感、旨味に違いがあり、食べ比べてみるのも楽しみ方の一つです。
読者へのメッセージ
7月30日の「生サーモンの日」は、ただ美味しい生サーモンを味わうだけの記念日ではありません。普段何気なく口にしている一切れのサーモンには、安全に生で食べられるようになった養殖技術の進歩や品質管理、生産者や流通に携わる人々の努力、そして世界の食文化とのつながりが詰まっています。
その背景を知ることで、いつもの寿司や海鮮丼、カルパッチョも、これまで以上に特別な一皿に感じられるでしょう。食べ物の歴史や文化に目を向けることは、毎日の食卓をより豊かで楽しいものにしてくれます。
今年の7月30日は、ぜひお気に入りの生サーモン料理を味わいながら、その美味しさだけでなく、そこに込められた物語にも思いを巡らせてみてください。きっと、食べる喜びと知る楽しさが重なり、いつもの食事がさらに心に残る時間になるはずです。
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